【HTML+CSS】WEB制作初心者コーダー必見!意図していない横スクロールの原因となる要素を特定する方法2選

WEB制作初心者コーダー必見!意図していない横スクロールの原因となる要素を特定する方法2選

WEBサイト制作のコーディングをしていると、必ず通るのが横スクロール問題。

意図していない要素がはみ出てしまい、横スクロールが出現する問題ですね。

最近は横スクロールを出すことなくコーディングができていたのですが、WordPressにコードを直書きすると頻繁に横スクロールが出る問題が発生します。

それはWordPressにコードを直書きすると、改行やスペース部分に勝手に意図していない「pタグ」や「divタグ」が出現するからです。

今回はそれら横スクロールの原因となる要素を特定する方法をご紹介。

どちらの方法もGoogle Chromeの検証ツールを使用します。

outlineを表示させる方法

各要素にCSSのoutlineを表示させれば、一目瞭然でどの要素が飛び出ているのかがわかります。

* {
	outline: 1px solid magenta;
}

CSSで上記のような全ての要素にスタイルを適用させるユニバーサルセレクタを使ってもいいのですが、Google Chromeの検証ツールを使うときはconsoleを使えば一瞬です。

$$("*").forEach(v => v.style.outline = '1px solid magenta');

consoleに上記のコードをコピペすれば全要素がピンクのアウトラインで囲まれます。

全要素をアウトラインで囲んで表示
全要素をアウトラインで囲んで表示

これではみ出ている要素を特定できそうですが、これでも解決しない場合は次の方法を試してみると良いでしょう。

検証ツールで要素を1つずつ消す方法

WordPress案件でコードを直貼りし、意図していない「pタグ」が出現した場合、上記のoutlineで囲む方法は役に立ちませんでした。

要素が空だと、たぶんoutlineに囲われないためだと考えられます。

そんなときは検証ツールで要素を1つずつ消してみましょう!

Google Chromeの検証ツール
Google Chromeの検証ツール

Google Chromeの検証ツールを開きElementで要素を選択し、右クリック→「Delete element」で選択した要素を消していきましょう。

この時選択する要素は、sectionやdivなどの大きな要素を1つずつ消していきます。
原因となる要素を消したときに横スクロールがなくなるので、徐々に要素を絞り込み特定していくと良いでしょう。

少し地道な方法かもしれませんが、これで確実に原因が判明するのでめちゃくちゃ使える方法です。

コーディングを勉強し始めてから1年くらいになりますが、先日初めてこの方法を知ったときは結構衝撃的でした。

常にGoogle Chromeの検証ツールを使用しているのに、そんな機能があったなんて気が付きませんでした。

これでもう恐るものはなにもない。